雄太が伝える!薬剤師転職徹底ガイド

2016年07月03日

より良い薬剤師の求人情報を探し、納得のいく就職を

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薬学部が医学部同様6年制となったことで、薬学部卒業者の数が4年制だった頃より減少し、現在薬剤師の求人数は非常に多くなっています。またそれに伴い、専用の転職サイトなども数多く登場しています。人材を必要とする企業はより良い人材を求め、給与面などの待遇を好条件にするなどしており、サイト内で条件を比較することも出来ます。

しかしながら、転職や新卒での就職は人生を左右しかねない大切なライフイベントです。給与面や休日、休暇といった労働条件も大切ですが、長く働き続けるには仕事へのモチベーションを維持出来る環境なのかどうか、キャリアアップが出来るのかなど、様々な事柄も留意すべきです。

そこでまず就職先を決める際に気を付けたいのは、どんな業務に従事したいのかということです。薬剤師といっても、どこに就職するかで行う業務は変わり、大きく分けて3つに分類する事が出来ます。1つ目は病院勤務です。

医師が診断し決定した治療方針に基づき、投薬を行い患者の病状を管理します。投薬指導だけでなく、医師の治療方針を理解する事も必要となるので、高度な知識と経験が要求されます。担当する患者数は病院により異なりますが、一人で何人もの患者を受け持つこともあり、絶えず自己研鑽が必要でしょう。

そのため業務量も多く、労働条件としてはあまり良くない場合が多いようです。自分自身の知識や経験を高めたいと考える方に向いているのではないでしょうか。2つ目は調剤薬局勤務です。主に院外処方せんを処理し、患者に服薬指導を行います。

院外処方せんの枚数は調剤薬局によってかなり差はありますが、病院勤務よりは業務量が少ないと言われています。また多くの調剤薬局は日曜祝日が休日となっている場合が多く、ワークライフバランスを重視する方におすすめだと言えます。

3つ目はドラッグストア勤務です。近年自分達で健康管理をしようという、セルフメディケーションの浸透と、新規出店により勢力を拡大しているドラッグストア業界。一人でも多くの薬剤師を確保しようと、給与面での待遇は圧倒的に他の2つよりも好条件です。

前述の2つの職場と異なり、主にOTC医薬品の接客販売が主な業務となります。お客様一人一人と向き合い、人と接する事が好きだという方に向いているのではないでしょうか。その代わり知識や経験を積みたいという場合にはあまり向いていないかもしれません。

求人情報自体は非常に多いですが、待遇だけでなく今後のキャリアを考慮した選択をすることが大切だと言えるでしょう。

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